【訪問看護 R5/5】訪問の秘密道具
さて、皆さんお待ちかね(誰も待ってない)
先月の訪問看護ブログ内の
「桜の花はどれでしょう?クイズ」の答えですが…
答えはなんとCでした!!
順にA 梅、B 杏、C 桜、D 桃でした!
正解者の方にはMから全力で気持ちをお伝えします。
おめでとうございます!!
例年A→B→C→Dと咲く花が、今年は一斉に咲きました。
百花繚乱※とはまさにこのことですね。
(※百花繚乱とは、いろいろの花が咲き乱れること。転じて、秀でた人物が多く出て、すぐれた立派な業績が一時期にたくさん現れること。→Mは前者の意味で用いています。)
樹木も花期の狂う気候ですが、
人も体調を崩しやすいジェットコースターのような寒暖差ですね。
皆さま、お元気でしょうか?
今回は、先輩から引き継いだMの訪問秘密道具の一つ「花札」をご紹介します。
皆さまも昔こいこい※したり、正月においちょかぶ※したことがあったかもしれません。
※こいこい 2人で遊ぶ花札のゲームの一つ。
※おいちょかぶ 花札を使用する代表的な賭け事。
花札は、1年を12ヶ月に分けて、
各月ごとに花鳥風月を取り入れています。
例えば、1月は松に鶴、2月は梅にうぐいす、
3月は桜に幕、4月は藤にほととぎす、5月は菖蒲(アヤメ)に八ツ橋…
といった感じです。
何が言いたいかというと、花札はゲームでありながら
とても季節感を感じることのできる遊びということです。
ルールについては割愛しますが、利用者の方と花札をしますと、
昔に戻ったように生き生きと楽しまれたり、
容赦のないMに負けて本気で悲しまれたり勝って喜ばれたり一喜一憂する姿が見られます。(Mも本気で楽しんでます)
今日が何月何日か忘れてしまった方のなかにも、
花札の桜は3月だ、というようにちゃんと覚えていらっしゃる方がいます。
また、手札を出したり山札から札を取ったりことで手をよく動かしますし、
取り札の点数の合計を計算することで頭の体操にもなります。
限られた訪問時間にしなければいけないことはたくさんありますが、
時間の許す限り利用者の方に笑顔を届けられれば幸いです。
5月は「菖蒲(アヤメ)に八ツ橋」ということで、
明科のあやめ公園の花の写真をどうぞ。