【訪問看護 R6/1】本年もよろしくお願いいたします。
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。本年も篠崎訪問看護ステーションをよろしくお願いしいたします。
年が明けてから、大変大きな地震や事故が相次いで起きてしまい、心が痛みます。
被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
昨年の話になりますが、利用者のご家族からいただいた温かい言葉をご紹介したいと思います。
その方とは在宅で一年ほど関わらせていただいていましたが、自宅で転倒して入院し、そのまま施設(サービス付き高齢者向け住宅)に入所することになりました。
ご本人とご挨拶もできないまま、訪問看護も終了してしまうのかと思いながら、ご自宅にご挨拶に伺ったところ、思いがけずご主人から「ぜひ訪問看護を継続してもらいたい」とご意向を伺いました。
理由を尋ねますと、「あなたの顔を見るのが良いんです」と私に話してくださいました。
自宅以外にも施設で訪問看護を提供することができます。(ただし、施設の種類によって訪問可能かどうか、医療保険か介護保険かなど扱いが違うので確認が必要です)
施設への訪問看護についてはさまざまな目的がありますが、これほど嬉しい言葉をいただいたことはなく、訪問を継続することになりました。
最後になりましたが、どうか皆さまも自分の健康を守ることを優先し、目の前の日常を大切にしてください。つらいときはニュースやSNSから距離を置くことも一つの方法です。
もし、自分に余裕ができたり、できることが見つかったら、私も自分のできる範囲で協力やサポートをしていければいいなと思います。
今年一年、皆さんの心の健康が守られることを篠崎訪問看護ステーション一同願っています。
写真は、松本市の伝統行事の「あめ市」の福あめです。
中心市街地を歩行者天国にして行われた「あめ市」には多くの店が並び、福あめや縁起物のだるまなどが販売されていました。
コロナ前の賑わいが戻ってきたようですが、新型コロナやインフルエンザなどの感染症も流行していますので、皆さまご自愛ください。
ちなみに写真の引喜飴(ひきあめ)には「喜びを引き寄せる」という意味が込められているそうです。