しのざきDiary

【訪問看護 R6/3】かみゆき再び

先月のブログで「冬来たりなば春遠からじ」と書きましたが、まるで2月と3月が逆転したような天気になりました。

(決してここで「雪が少ない」と嘆いたせいではありません;)

ところで、みなさんは「上雪(かみゆき)」という言葉をご存知ですか?

 

私は長野県に来てはじめて上雪という言葉を知りました。

調べてみると、上雪は長野県の方言で「春、中信・南信地域に降る湿った雪」のことを表します。

「上」とは京都に近いエリアを指すことから、上方に降る雪のことを「上雪」と呼ぶようになったという説があり、

反対に低気圧が長野県北部を通ると、サラサラのパウダースノーが降り「下雪」と呼ばれるそうです。

 

春が近づくと低気圧が日本の南側を通り、普段は雪の少ない中信・南信地域にも雪が降るみたいです。

この時期の雪は重く雪かきも大変だったかと思います。無理して転ばないように気をつけてください。

今月の写真は、セツブンソウです。

セツブンソウは節分の頃に白く可憐な花を咲かせる山野草で、春の訪れを知らせてくれる花としても人気があります。

この花の花言葉は、「気品」「高貴」「微笑み」「人間嫌い」です。

この花はひとつの茎にひとつの花しか咲かせないため、「気品」「高貴」という花言葉がつけられています。

「人間嫌い」という花言葉にはぎょっとしますが、節分の豆まきの鬼退治から来ているようですが希少な花に嫌われないように大事に見守りたいですね。